2009年2月24日火曜日

ETCとは?

ETCとは、何でしょうか?

ETCとはElectronic Toll Collection Systemの略で、国土交通省が推進する高速道路交通システムの1種のノンストップ自動料金収受システムのことを言いますね。

有料道路を通行する際に、料金所で停止をして料金の収受を行うことをなくすため車に取り付けたETC無線通信システムと料金所のシステムとの間で、必要なデータの交信を行い料金の決済を行います。

このETCは「財団法人 道路システム高度化推進機構」の登録商標となっています。


ETC車載器セットアップ累計件数が、平成21年2月16日(月)に2700万件を突破しました。
ですから車両にETC車載器が取り付けられている、利用率は70%を越えています。


ETCを利用するにはETCカードが必ず必要になります。

ETC車載器の利用は、ETC車載器の着いた車両にETCカードを差し込み、ETCカードが認証されたときにETC利用ができるようになりますね。決済の手段はこのETCカードによる情報で行われます。

ETC車載器でカードが認証されない場合は、ETC専用のレーンを通行しようとしても開閉バーが開きません。もしETCカートの認証ができない場合や通信に異常があった場合は、一般又は一般/ETCレーンを通らなくてはなりませんね。

ETCシステムでのETCゲートの通過は、時速80km/Hでも可能なように設計されていますが、通信余の電磁波をアマチュア無線などと共用しているために、カードの差し忘れ・認証の不備・混信などの通信不良で開閉ゲートが開かない場合があり得ますので、時速20kmで通過するように定められています。

また一旦停止を必要とするスマートインターチェンジの実験も行われています。

最近では、開閉ゲートがゆっくり開くように調整されましたね。

もし開閉バーが開かずに衝突事故などが発生した場合、どうなるのでしょうか?

開かない原因が運転者 に無い場合でも事故の責任は一般に運転者が負うことになっています。
バーを折損した場合、標準的な物で1本あたり 65,000円を請求されることがあります。

また、20kmを越えて通過しようとしてバーが開かないために急ブレーキをした場合、違反行為になります。そして後続車に追突された場合、交通事故責任を問われてしまいます。

ですから安全速度で車間距離をとってETCレーンに進入するようにしましょう。

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